NISAの積立投資枠と成長投資枠の使い分け【どちらに何を買う?】

NISA基礎知識

新NISAには「積立投資枠」と「成長投資枠」の2種類の枠があります。どちらも非課税で運用できますが、購入できる商品・年間上限額・使い方が異なります。この記事では2つの枠の違いと賢い使い分けを解説します。

積立投資枠と成長投資枠の基本的な違い

項目 積立投資枠 成長投資枠
年間投資上限 120万円 240万円
生涯非課税上限 合計1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで) 同左
購入方法 積立(定期・定額)のみ 積立・一括どちらも可
購入できる商品 金融庁が指定した投資信託・ETFのみ 上場株式・投資信託・ETF・REITなど幅広く
対象商品数 約300本前後 数千銘柄以上

積立投資枠で買うべき商品

積立投資枠は長期・積立・分散投資に適した商品に限定されています。具体的には金融庁の審査を通過した低コストのインデックスファンドが中心です。

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):1本で全世界に分散・最もシンプル
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):米国集中で高成長を狙う
  • eMAXIS Slim バランス(8資産均等型):リスクを抑えたバランス型

迷ったらNISAにおすすめの投資信託を参考にしてください。

成長投資枠で買うべき商品

成長投資枠は積立投資枠より幅広い商品が買えます。以下のような使い方が考えられます。

積立投資枠と成長投資枠は併用できる

2つの枠は同じ年に同時に使うことができます。例えば「積立投資枠でオルカンを毎月10万円積立+成長投資枠で高配当ETFを一括購入」という使い方も可能です。合計年間360万円まで非課税で投資できます。

初心者向けのシンプルな使い方

投資初心者には以下のシンプルな使い方をおすすめします。

  • 積立投資枠(月5〜10万円):オルカンまたはS&P500を毎月積立
  • 成長投資枠(余剰資金があれば):同じファンドを一括追加購入するか、高配当ETFを少量組み合わせる

まずは積立投資枠だけで始め、慣れてきたら成長投資枠を活用するというステップアップが無理のない方法です。非課税枠の賢い使い方も合わせてご覧ください。

生涯1,800万円の枠の使い方

NISAの生涯非課税枠は1,800万円です。ただし成長投資枠は1,200万円が上限で、残り600万円は積立投資枠専用となります。売却した分の枠は翌年以降に復活するため、長期保有を前提に計画的に活用しましょう。

まとめ

  • 積立投資枠(年120万円):金融庁指定の低コストファンドを定期積立
  • 成長投資枠(年240万円):個別株・高配当ETF・REITなど幅広く投資可能
  • 2つの枠は同じ年に併用できる(合計年360万円)
  • 初心者はまず積立投資枠だけでシンプルにスタートするのが最善
  • 生涯1,800万円の枠を計画的に使い切ることを目標に

Q. 積立投資枠だけでNISAを使っても問題ありませんか?

まったく問題ありません。積立投資枠だけで年120万円・生涯最大1,800万円まで非課税で運用できます。成長投資枠は必ず使う必要はありません。

Q. 積立投資枠でも一括購入はできますか?

できません。積立投資枠は毎月・毎週など定期的な積立設定が必要です。一括投資をしたい場合は成長投資枠を使います。

Q. 成長投資枠で積立投資枠と同じファンドを買えますか?

買えます。同じオルカンやS&P500を成長投資枠でも積立・一括購入することが可能です。

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