「積立額を増やしたい」「収入が減ったので減らしたい」「一時的に積立を止めたい」など、NISAの積立額を途中で変更したいケースはよくあります。この記事では変更方法・タイミング・注意点をわかりやすく解説します。
NISAの積立額は途中で変更できる?
結論:いつでも変更できます。ペナルティや手数料は一切かかりません。積立額の変更・一時停止・再開はすべて無料で手続きできます。
積立額を変更する主なケースと対応
| ケース | 対応方法 |
|---|---|
| 収入が増えた・ボーナスを追加したい | 積立額を増額 or スポット購入 |
| 収入が減った・支出が増えた | 積立額を減額 or 一時停止 |
| 別のファンドに乗り換えたい | 積立設定を変更(既存分はそのまま保有) |
| 年間非課税枠を使い切りたい | 年末に増額 or スポット購入で調整 |
主要証券会社の積立変更方法
SBI証券
「投信積立」→「積立設定一覧」→ 変更したい銘柄の「変更」ボタンから金額・頻度を変更できます。変更の反映タイミングは毎月の積立日の前日までに手続きが必要です。
楽天証券
「積立設定」→ 銘柄を選択 →「変更する」から金額を変更。楽天カード積立の場合は月末までに手続きすれば翌月から反映されます。
マネックス証券
「つみたてNISA設定」→「積立条件の変更」から変更可能。マネックスカード積立の場合は変更締切日に注意が必要です。
積立を一時停止する場合の注意点
- 非課税枠は使わなければ消える:年間枠は翌年に繰り越せません。停止した月の枠は消費されないため、その分は翌月以降に増額するか年末にスポット購入で補うのが有効
- ドルコスト平均法の効果が薄れる:停止中は下落時の安値で買えるチャンスを逃す
- 自動継続の設定を確認:一時停止のつもりが解約になっていないか確認を
積立額の見直しにおすすめのタイミング
- 年初(1月):年間計画を立て直す最適なタイミング
- ボーナス時期(6月・12月):余裕資金が生まれるタイミングで増額を検討
- ライフイベント時:転職・結婚・出産・住宅購入など生活費が変わるタイミング
- 昇給・昇格後:手取り収入が増えたら積立額も見直す
年間非課税枠を使い切るための調整方法
新NISAのつみたて投資枠は年間120万円(月10万円)まで。毎月の積立だけでは使い切れない場合はスポット購入(一括購入)で年末に残り枠を使い切ることができます。
| パターン | 毎月積立 | 年間積立額 | 残り枠 |
|---|---|---|---|
| 月5万円積立 | 5万円 | 60万円 | 60万円(スポット購入で補填可) |
| 月8万円積立 | 8万円 | 96万円 | 24万円 |
| 月10万円積立 | 10万円 | 120万円 | 0円(フル活用) |
よくある質問
Q. 積立を途中で止めると損しますか?
A. 積立を止めること自体に手数料やペナルティはありません。ただし非課税枠の未使用分は翌年に繰り越せないため、使わなかった分の枠は消えます。また積立中断中は複利効果が弱まるため、できるだけ少額でも継続する方が長期的にはお得です。
Q. 積立額を月1万円から月3万円に増やしたいのですが手続きは複雑ですか?
A. 簡単です。証券会社のアプリやウェブサイトから積立設定を変更するだけで、数分で完了します。変更が反映されるのは翌月の積立日からが一般的です。
Q. 積立するファンドを途中で変えると今まで積み立てた分はどうなりますか?
A. 今まで積み立てた分はそのまま保有され続けます。設定変更後は新しいファンドへの積立が始まるだけです。旧ファンドを売却するかどうかは別途判断できます。NISA内での売却は非課税ですが、売却すると翌年まで非課税枠は回復しません。


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