高配当株ETF(VYM・HDV・SPYD)をNISAで買う方法【特徴・比較・注意点】【2026年版】

投資信託・ETF

インデックス投資と並んで人気が高いのが、高配当株ETFへの投資です。特に米国の「VYM」「HDV」「SPYD」は配当重視の投資家に人気の3銘柄です。この記事では各ETFの特徴と違い、NISAでの活用方法を解説します。

高配当株ETFとは

高配当株ETFとは、配当利回りの高い株式を集めたETF(上場投資信託)です。毎年・毎四半期に配当金(分配金)が受け取れるため、「インカムゲイン(配当収入)」を目的とした投資家に人気があります。

NISAの成長投資枠では米国ETFを非課税で保有できるため、配当金にかかる国内税(20.315%)が非課税になります(ただし米国源泉税10%は控除されます)。

VYM・HDV・SPYDの比較表

比較項目 VYM HDV SPYD
正式名称 バンガード・米国高配当株式ETF iシェアーズ・コア米国高配当株ETF SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF
運用会社 バンガード ブラックロック ステート・ストリート
構成銘柄数 約450銘柄 約75銘柄 約80銘柄
配当利回り目安 約2.5〜3.5% 約3〜4% 約4〜5%
経費率 0.06% 0.08% 0.07%
配当頻度 年4回(四半期) 年4回(四半期) 年4回(四半期)
特徴 分散重視・安定 財務健全性重視 高利回り重視

各ETFの特徴

VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)

3銘柄の中で最も分散が効いており、安定性が高いETFです。450銘柄以上に分散投資するため、特定の銘柄・セクターへの集中リスクが低くなっています。配当利回りはやや控えめですが、株価成長も期待できる銘柄を多く含みます。

HDV(iシェアーズ・コア米国高配当株ETF)

モーニングスター社の「財務健全性」スクリーニングを通過した銘柄に絞って投資します。財務が安定した企業に厳選投資したい人向けです。エネルギー・生活必需品セクターの比率が高い傾向があります。

SPYD(SPDR S&P500高配当株式ETF)

S&P500の中から配当利回り上位80銘柄に投資します。3銘柄の中で最も配当利回りが高いのが特徴ですが、リーマンショックのような大暴落時に分配金が大幅に減少した実績もあります。高利回りを狙う反面、変動リスクが高めです。

NISAでの購入方法

VYM・HDV・SPYDはすべてNISAの成長投資枠で購入できます(積立投資枠は対象外)。購入できる主な証券会社は以下の通りです。

  • SBI証券:3銘柄すべて購入可能、為替手数料が低め
  • 楽天証券:3銘柄すべて購入可能
  • マネックス証券・松井証券:3銘柄すべて購入可能

NISAで高配当ETFを買う際の注意点

  • 米国源泉税(10%)は非課税にならない:NISAでも米国での源泉徴収は避けられません
  • 円換算の配当金は為替の影響を受ける:円高局面では配当金が目減りします
  • 積立投資枠では買えない:成長投資枠(年240万円枠)での購入になります
  • インデックス投資と比べて株価成長は控えめな場合がある:配当重視の分、値上がり益を逃すケースも

高配当ETFとインデックスファンド、どちらがいい?

長期の資産形成が目的であれば、インデックスファンドへの積立投資の方がトータルリターンで優れるケースが多いとされています。一方、定期的な配当収入を得たい・すでにある程度の資産がある人には高配当ETFも有効な選択肢です。

まとめ

  • VYMは分散重視・安定志向の人に向いている
  • HDVは財務健全な企業に絞りたい人向け
  • SPYDは高利回りを優先するが変動リスクが高め
  • NISAの成長投資枠で購入可能(積立枠は不可)
  • 米国源泉税10%はNISAでも控除される点に注意

Q. 高配当ETFはNISAの積立投資枠でも買えますか?

VYM・HDV・SPYDはNISAの積立投資枠の対象外です。成長投資枠(年240万円)で購入してください。

Q. 配当金はいつ受け取れますか?

3銘柄とも年4回(3月・6月・9月・12月頃)に配当金が支払われます。証券口座に円換算で入金されます。

Q. VYM・HDV・SPYDを全部買う人もいますか?

3銘柄を組み合わせて保有する投資家もいます。ただし銘柄が重複する部分もあるため、まずは1〜2銘柄に絞る方が管理しやすいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました