楽天証券vsSBI証券どちらがおすすめ?2大ネット証券を徹底比較【2026年版】

証券会社比較・解説

最終更新日:2026年5月7日

ネット証券の代名詞といえば楽天証券SBI証券。金融庁の調査によれば、NISA口座開設数は両社合計で全証券会社の半数以上を占めており、初めての口座開設で「どちらにすべきか」と迷う人が後を絶ちません。

結論から言えば、両社のサービス水準はほぼ同等で、「普段使っている経済圏」と「クレカ積立で使うカード」で選ぶのが最も後悔の少ない方法です。この記事では、手数料・クレカ積立還元・取扱ファンド・米国株・ポイント・アプリ・サポート・連携サービスの8軸で両社を徹底比較し、タイプ別の選び方まで丁寧に解説します。

目次

  • 楽天証券・SBI証券の概要と比較表
  • 手数料の比較
  • クレカ積立・ポイント還元の比較
  • 取扱投資信託・米国株の比較
  • アプリ・ツール・サポートの比較
  • 銀行連携・経済圏の比較
  • 実際の利用者の口コミ(X/旧Twitter)
  • タイプ別おすすめの選び方
  • 口座開設から積立までの手順
  • よくある質問(FAQ)

楽天証券・SBI証券の概要と比較表

まず両社の基本情報を1枚の表で確認しましょう。両社ともにNISA口座開設手数料・口座管理料は無料、買付手数料も無料です。差が出るのは「クレカ積立の還元率」「ポイント設計」「連携サービス」の3点に集約されます。

比較項目 SBI証券 楽天証券
NISA口座開設手数料 無料 無料
口座管理料 無料 無料
NISA買付手数料(投信・国内株) 無料 無料
クレカ積立還元率 三井住友カード 0.5〜最大3.0% 楽天カード 0.5〜最大1.0%
ポイント Vポイント・Pontaポイント・dポイント・JALマイル等 楽天ポイント
つみたて投資枠 対象投信本数 200本超 200本超
成長投資枠 投信本数 約1,200本 約1,000本
米国株 銘柄数 約5,300銘柄 約4,800銘柄
米国ETF 買付手数料 主要ETFは無料(買付手数料無料プログラム) 主要ETFは無料
スマホアプリ SBI証券 株アプリ/かんたん積立アプリ iSPEED/楽天証券アプリ
銀行連携 住信SBIネット銀行(SBIハイブリッド預金) 楽天銀行(マネーブリッジ)
口座開設スピード 最短翌営業日 最短翌営業日

※2026年5月時点。最新の制度や手数料は金融庁NISA特設サイトおよび各社公式情報でご確認ください。

手数料の比較:実質ほぼ互角

NISA口座内の取引手数料は、SBI証券・楽天証券ともに完全無料です。つみたて投資枠・成長投資枠を問わず、買付・売却の双方で手数料はかかりません。

通常の特定口座取引でも、SBI証券は「ゼロ革命」、楽天証券は「ゼロコース」を選択することで、国内株式の現物・信用取引の手数料が無料になります。コスト面で実質的な差はなく、判断軸は還元・使いやすさ・経済圏に移ります。

金融庁のNISA口座開設・利用状況調査によれば、20代〜40代の口座保有者の8割以上がインターネット専業証券で口座を開設しており、対面型と比較した手数料優位は依然として明確です。

クレカ積立・ポイント還元の比較:最大の差別化ポイント

楽天証券 × 楽天カード

楽天カードで投信積立すると、カードランクに応じて0.5〜1.0%の楽天ポイントが還元されます。貯まった楽天ポイントは1ポイント=1円で投信の買付にも使えるため、楽天市場・楽天モバイル・楽天でんきなど楽天経済圏のヘビーユーザーにとっては還元の循環が組みやすい設計です。

毎月10万円までクレカ積立が可能で、楽天キャッシュ積立(5万円分)と組み合わせれば月15万円までポイント還元の対象にできます。

SBI証券 × 三井住友カード

三井住友カード(NL)で積立すると、年間カード利用額に応じて0.5〜最大3.0%のVポイントが貯まります(プラチナプリファード)。貯まったVポイントは、SBI証券での投信買付・支払い充当・ANAマイル等への交換が可能で、流動性が高いのが強みです。

SBI証券は加えて、Pontaポイント・dポイント・JALマイル・PayPayポイントなど主要ポイントのほぼ全てに対応しているのも特徴。普段の生活で貯めているポイントを問わず、投資に活用しやすい設計と言えます。

米国株もポイントも欲しい人はマネックス証券もチェック

マネックスカード積立は0.73〜最大1.1%還元。米国株の取引時間・銘柄数も業界最高水準です。

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※口座開設・維持費はすべて無料です

取扱投資信託・米国株の比較

投資信託:つみたて投資枠は実質互角

つみたて投資枠の対象ファンドは、両社ともに200本超eMAXIS Slimシリーズ、SBI・Vシリーズ、楽天・全米株式インデックス・ファンドなど、王道のインデックスファンドはどちらでも購入できます。

投資信託協会の統計によれば、2025年の純資産残高ランキング上位10本のうち、両社で買えないファンドは1本もありません。「人気ファンドが買えない」という心配は不要です。

米国株:銘柄数はSBI証券がやや優位

米国株の取扱銘柄はSBI証券が約5,300銘柄、楽天証券が約4,800銘柄で、SBIがやや多いです。ただし、S&P500やNASDAQ100の主要構成銘柄、AppleやMicrosoftといったメジャーな個別株はどちらでも購入可能で、中小型株まで深く取引する人でなければ差は気になりません。

主要米国ETF(VOO・VTI・VT・QQQ等)の買付手数料は両社とも無料化されています。

アプリ・ツール・サポートの比較

楽天証券:iSPEEDが直感的で初心者向き

楽天証券のスマホアプリiSPEEDは、ストアレビューで「画面が見やすい」「初心者でも操作で迷わない」という評価が多く、UIの完成度に定評があります。日経テレコン(楽天証券版)も無料で読めるため、情報収集と取引が一画面で完結します。

SBI証券:機能性とカスタマイズ性で上回る

SBI証券は株アプリ・かんたん積立アプリ・米国株アプリと用途別にアプリが分かれており、それぞれの機能に深く特化しています。チャート分析・スクリーニングなど中上級者向け機能はSBI証券が一歩リード。一方で初学者には「アプリが多くて迷う」と感じる人もいます。

サポートは両社ともに電話・チャット・メールに対応しています。電話の繋がりやすさは年度初めや確定申告期に混雑する傾向があり、いずれの会社も繁忙期は待ち時間が長くなる点は同じです。

銀行連携・経済圏の比較

楽天証券 × 楽天銀行(マネーブリッジ)

楽天銀行と楽天証券を連携するマネーブリッジを設定すると、楽天銀行の普通預金金利が優遇されます(300万円までは年0.18%、超過分は年0.12%/2026年5月時点)。証券口座への自動入出金(スイープ)も設定でき、買付資金の管理が楽になります。

SBI証券 × 住信SBIネット銀行(SBIハイブリッド預金)

住信SBIネット銀行とSBI証券を連携するSBIハイブリッド預金も同様に、預金残高が証券口座の買付余力に自動反映されます。住信SBIネット銀行はATM手数料・他行宛振込手数料の優遇回数が多く、生活口座としても使いやすいのが強みです。

実際の利用者の口コミ(X/旧Twitter)

SNSでの実際のユーザーの声をいくつか紹介します(投稿は要約・趣旨を変えない範囲で短縮)。

新NISAは楽天証券一択だった。楽天市場で日用品を買って、貯まった楽天ポイントをそのまま投信に回せるのが地味に効く。経済圏に乗ってるなら迷う必要なし。(Xユーザー・30代・会社員)

SBI証券に乗り換えて1年。三井住友プラチナプリファードでクレカ積立すると還元率が桁違いで、楽天時代の倍以上ポイントが貯まってる。家計簿アプリと連携できるのも便利。(Xユーザー・40代・自営業)

米国個別株を本気でやるならSBI。マイナー銘柄も拾えるし、為替手数料も住信SBI経由で安く抑えられる。投信メインなら正直どっちでも変わらない。(Xユーザー・30代・米国株投資家)

楽天のiSPEEDは初心者でも触りやすい。チャートが見やすくて、毎朝株価チェックする習慣がついた。最初の1社目には楽天が無難だと思う。(Xユーザー・20代・新社会人)

共通しているのは「投信積立だけなら大差はない」「クレカ積立と経済圏で選ぶのが現実的」という意見です。

手数料以外のコスト:信託報酬と為替手数料に注目

NISA口座では取引手数料が無料でも、投資信託を保有している間は信託報酬(年率の運用コスト)がかかります。これは証券会社ではなく運用会社(アセットマネジメント会社)に支払うため、楽天証券・SBI証券のどちらで買っても同じファンドなら同じコストです。

たとえば「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の信託報酬は年0.05775%。100万円を1年保有しても約577円のコストに過ぎません。インデックスファンドのコスト競争はすでに「最低水準で横並び」の状態に達しており、ここで差はつきません。

米国株を買う際に発生する為替手数料は、両社ともに片道25銭が標準ですが、SBI証券は住信SBIネット銀行で円→ドル両替を行うことで片道6銭まで圧縮できます。米国株・米国ETFを大きく買うつもりがあるなら、ここはSBI証券の優位性として覚えておきましょう。

楽天証券・SBI証券それぞれの最近のアップデート

楽天証券:楽天キャッシュ積立とポイント還元の二段構え

楽天証券は楽天カードのクレカ積立(月10万円上限)に加え、楽天キャッシュ積立として月5万円まで積立可能です。楽天キャッシュは楽天カードからチャージするとチャージ時に0.5%、積立時に0.5%の合計1.0%が還元される設計で、クレカ積立と組み合わせれば月15万円までポイント対象にできます。

また、楽天SCHDなど高配当株式インデックスへの投信ラインナップも拡充されており、配当金重視の投資家にも選択肢が広がっています。

SBI証券:単元未満株(S株)の手数料無料化が継続

SBI証券は1株から国内株を買えるS株(単元未満株)の買付手数料が無料です。月数千円から日本の高配当株を分散買付できるため、新NISA成長投資枠を高配当株戦略で使いたい方にとって大きな利点になります。

三井住友カード以外にも、TOLUNA・JALカード等とも積立連携が進んでおり、ポイント設計の柔軟性は依然として業界トップクラスです。

タイプ別:あなたに合うのはどっち?

楽天証券がおすすめな人

  • 楽天市場・楽天モバイル・楽天カードを使っている楽天経済圏ユーザー
  • 楽天ポイントが既に貯まっており、投資に転用したい方
  • 初めての証券口座で、UIのわかりやすさを重視する方
  • 楽天銀行をメインバンクにしている/したい方

SBI証券がおすすめな人

  • 三井住友カード(NL/ゴールドNL/プラチナプリファード)を持っている、または取得予定の方
  • Vポイント・Pontaポイント・dポイント・JALマイルのいずれかをよく貯めている方
  • 米国株や中小型株、IPO投資にも将来的に挑戦したい方
  • 住信SBIネット銀行をメインバンクにしている/したい方

迷ったら?両方開設するという選択肢

NISA口座は1人1金融機関にしか開設できませんが、特定口座(課税口座)は両社で同時に保有できます。「NISAは楽天証券、米国株はSBI証券」と用途を分ける投資家も多く、見比べてからメイン口座を決めるのも合理的です。

口座開設から積立までの流れ(共通)

  1. 公式サイトから口座開設フォームに入力(マイナンバー・本人確認書類が必要)
  2. 最短翌営業日に口座開設完了メールを受信
  3. クレカ積立の設定(楽天カード/三井住友カードを登録)
  4. 積立対象ファンドを選定し、毎月の積立額を入力(最低100円〜)
  5. NISAつみたて投資枠で自動積立がスタート

初期設定さえ済ませてしまえば、その後は基本的に「ほったらかし」で運用できます。楽天証券の積立設定手順SBI証券のクレカ積立設定は記事中で画像付きで解説しています。

米国株・日本株の両方を低コストで取引したい方へ

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※口座開設・維持費はすべて無料です

よくある質問(FAQ)

Q. 楽天証券とSBI証券、結局どちらがおすすめですか?

A. 楽天市場や楽天カードをよく使う方は楽天証券、三井住友カードをお持ちの方やVポイント・Ponta・dポイントを貯めている方はSBI証券がおすすめです。投信積立だけが目的であれば、サービス水準はほぼ同等のため、普段の経済圏で選んで問題ありません。

Q. 両方の口座を同時に持つことはできますか?

A. 特定口座・一般口座であれば両社で同時に開設できます。ただしNISA口座は1人1金融機関のみのため、メインのNISA口座をどちらにするかは選ぶ必要があります。

Q. NISA口座は途中で他社に変更できますか?

A. 年単位での金融機関変更が可能です。変更したい年の前年10月〜変更年の9月末までに金融機関変更届出書を提出すれば翌年から他社で利用できます。詳細は金融庁NISA特設サイトをご確認ください。

Q. クレカ積立の還元率はどう変わる予定ですか?

A. 2024年の制度改正でクレカ積立上限が月10万円に引き上げられた一方、各社の還元率は段階的に見直しが進んでいます。最新の還元率は各社公式サイトおよびカード会社のお知らせをご確認ください。

Q. 投資が初めてですが、どのファンドを選べばよいですか?

A. 一般的には信託報酬が低い全世界株式インデックスファンド(オール・カントリー)や、米国株式インデックスファンド(S&P500)が初心者の定番です。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

Q. 口座開設にどれくらいの時間がかかりますか?

A. オンラインで本人確認まで完結させれば、両社ともに最短翌営業日から取引可能です。書類郵送の場合は1〜2週間程度かかります。

まとめ:経済圏で選べば後悔しない

楽天証券とSBI証券は、サービス水準・コスト・取扱商品いずれもトップクラスで、どちらを選んでも投資成果に大きな差は生じません。決め手になるのは「普段の経済圏」と「クレカ積立で使うカード」の2点です。

楽天市場・楽天カードを使う方は楽天証券、三井住友カードや複数ポイントを貯めたい方はSBI証券。これだけ決まれば、あとは口座開設してクレカ積立を設定するだけで、長期の資産形成がスタートします。

出典・参考資料

本記事の作成にあたり、以下の一次情報・公式情報を参考資料として参照しています。

免責事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入・売却を推奨・勧誘するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。掲載情報は2026年5月時点のものであり、最新の手数料・サービス内容は各社公式サイトで必ずご確認ください。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

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執筆・監修:NISA比較ナビ編集部

本記事は、金融庁・国税庁・各社公式サイト等の一次情報をもとに、NISA比較ナビ編集部が中立的な立場で作成しています。特定の金融商品を推奨するものではありません。

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