最終更新日:2026年8月20日
NISAの「ボーナス設定」は、毎月の積立に加えて、指定した月だけ積立額を増やす機能です。利用できる回数、決済方法、申込締切日は金融機関によって異なります。設定する前に、年間投資枠と生活に必要な資金を確認しましょう。
設定前の3点確認
- 増額分を含めた年間の買付予定額
- 決済方法と、ボーナス設定が利用できるか
- 申込締切日と次回買付予定日
NISAのボーナス設定とは
ボーナス設定は、毎月の定額積立とは別に、特定の月だけ追加で買い付けるための積立設定です。賞与月に限らず、家計の入出金に合わせて利用できます。ただし、NISAの年間投資枠そのものが増えるわけではありません。金融庁によると、現行NISAのつみたて投資枠は年間120万円、成長投資枠は年間240万円で、併用時の年間上限は360万円です。金融庁のNISA制度案内で、利用する枠と残り枠を確認してください。
ボーナス設定を検討する前に
年間投資枠に収まるか
毎月の積立額に、ボーナス月の追加額を足した年間予定額を確認します。複数の投資信託を積み立てている場合は、合計で考える必要があります。年の途中で設定を変更した場合も、実際の買付額と残り枠を取引画面で確認しましょう。
使う予定のある資金を含めないか
賞与や臨時収入には、税金、住宅費、教育費、更新費用など、近い将来に使う予定の資金が含まれることがあります。ボーナス設定は「余った分を必ず投資する」ための仕組みではありません。家計の予定を確認したうえで、増額しない選択肢も含めて決めます。
証券会社ごとに確認したいポイント
利用できる設定は金融機関・決済方法・積立頻度で変わります。たとえば楽天証券は、NISAつみたて投資枠の積立設定で特定月の増額設定を案内する一方、楽天カードクレジット決済や楽天ペイ残高、毎日積立ではボーナス設定を利用できないとしています。楽天証券の操作ガイドを確認してください。
SBI証券では、ボーナス月の追加買付は年2回までと案内されています。また、クレジットカード決済では設定できず、NISAつみたて投資枠では通常コースより先の月にボーナス月コースだけを設定できない場合があります。SBI証券の投信積立ガイドで、現在の仕様を確認してください。
設定から買付までの確認手順
- 利用するNISA枠と、年間の買付予定額を確認する
- 積立設定画面で、決済方法・頻度・追加月を選ぶ
- 追加額を入力し、年間概算額と残り枠を確認する
- 申込締切日と次回買付予定日を確認する
- 設定後も、賞与や家計の変化に応じて金額を見直す
毎月積立・増額設定をどう考えるか
毎月の積立と特定月の増額は、資金をいつ用意できるかに合わせるための設定です。どちらが有利かを一律には決められません。投資対象には価格変動リスクがあり、元本を割り込む場合があります。設定額は、家計の余力、投資目的、許容できる値動きを踏まえて検討してください。
よくある質問
Q. ボーナス設定をするとNISAの年間投資枠は増えますか?
増えません。毎月分とボーナス月の追加分を合計して、利用するNISA枠の年間上限内に収める必要があります。
Q. クレジットカード決済でも利用できますか?
利用可否は金融機関と決済方法によって異なります。申込み前に、利用する金融機関の最新の積立設定ガイドを確認してください。
Q. ボーナス設定は途中で変更できますか?
変更や解除の方法、反映時期、締切日は金融機関ごとに異なります。設定一覧と次回買付予定日を確認して手続きしてください。
出典・参考情報
免責事項:本記事は情報提供を目的とし、特定の金融商品・金融機関を推奨するものではありません。制度や各社の設定条件は変更される場合があります。最新情報は金融庁および利用する金融機関の公式サイトで確認してください。
執筆・監修:NISA比較ナビ編集部
本記事は、金融庁および金融機関の一次情報をもとに、NISA比較ナビ編集部が中立的な立場で作成しています。
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