SBI証券とauカブコム証券を比較【NISAで使うならどっち?】2026年版

証券会社比較・解説

SBI証券とauカブコム証券は、どちらもNISA対応の人気ネット証券です。総合力No.1のSBI証券に対し、auカブコム証券はau経済圏ユーザーへの優遇とMUFGグループの安心感が強みです。NISAで使うならどちらが向いているのか、迷う方も多いでしょう。

この記事では手数料・取扱投資信託数・クレカ積立還元率・ポイントプログラム・サポート・NISA活用法の観点からSBI証券とauカブコム証券を徹底比較し、どちらがあなたのライフスタイルに合うかを解説します。

結論を先に言うと、総合力・ファンド数・クレカ積立の最大還元率を重視するならSBI証券、au・UQ mobileユーザーでPontaポイントを貯めている人はauカブコム証券が有利です。詳しく見ていきましょう。

最終更新日:2026年5月8日更新

SBI証券 vs auカブコム証券 基本情報比較

まずは両社の基本スペックを一覧で比較します。NISA口座は1人1金融機関でしか持てないため、開設前にしっかり比較することが重要です。

項目 SBI証券 auカブコム証券
運営グループ SBIホールディングス 三菱UFJフィナンシャル・グループ/KDDI
口座数 約1,300万口座(業界最多) 約170万口座
国内株式手数料 無料(ゼロ革命) 無料(NISAは無料)
米国株手数料 約定代金の0.495% 約定代金の0.495%
投資信託本数 約2,600本以上 約1,700本
つみたて投資枠対応 業界最多水準 主要ファンド網羅
クレカ積立カード 三井住友カード au PAY カード
クレカ積立還元率 0.5〜最大3% 1.0%
主要ポイント Vポイント・Pontaなど5種 Pontaポイント
IPO実績 業界最多水準 中程度
銀行連携 住信SBIネット銀行 auじぶん銀行(金利優遇)
サポート 電話・チャット・AI 電話・チャット

口座数・取扱本数・IPO実績などの「総合力」では業界トップのSBI証券が圧倒的です。一方、auカブコム証券はMUFG×KDDIの安心感、auじぶん銀行との連携による普通預金金利優遇など、au経済圏ユーザーに刺さる特徴があります。

手数料・コスト比較

NISA口座におけるコストは「証券会社の手数料」と「ファンド自体の信託報酬」に分かれます。

国内株式・投資信託の売買手数料

SBI証券・auカブコム証券ともにNISA口座での国内株式・投資信託の売買手数料は無料です。SBI証券は2023年9月から「ゼロ革命」で特定口座も含めて国内株式手数料を完全無料化しました。auカブコム証券もNISA口座は完全無料、特定口座も1日100万円まで無料です。

投資信託もノーロード(購入手数料無料)が中心で、両社とも主要なインデックスファンドは購入時コスト0円で買えます。

NISA口座の維持コスト

NISA口座の開設・維持は両社とも完全無料です。これは金融庁の制度上、すべての金融機関で口座管理料はかからない仕組みになっています(参考:金融庁「NISA特設サイト」)。

米国株・外国株の手数料

米国株の取引手数料は両社ともに約定代金の0.495%(最低0米ドル・上限22米ドル)と横並びです。ただし、取扱銘柄数はSBI証券が約6,000銘柄超に対し、auカブコム証券は約1,800銘柄程度と差があります。米国個別株のラインナップを重視するならSBI証券が有利です。

信託報酬(運用コスト)

信託報酬は証券会社ではなくファンド自体のコストのため、同じeMAXIS Slimシリーズなどを買う限り両社で差はありません。費用面で差別化されるのは、後述のクレカ積立還元率です。

取扱投資信託・ファンド数の比較

投資信託の取扱本数はSBI証券が約2,600本以上、auカブコム証券が約1,700本です。本数だけ見るとSBI証券が約1.5倍多くなりますが、NISAのつみたて投資枠で人気の主要インデックスファンドは両社ともに揃っています。

主要ファンド SBI証券 auカブコム証券
eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim 先進国株式
SBI・V・S&P500インデックス ×
SBI・V・全米株式インデックス ×
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
楽天・全米株式インデックス(VTI)

コア投資(オルカン・S&P500など)に絞るなら両社で差はありません。SBI・Vシリーズなど低コスト独自ファンドを使いたい場合はSBI証券一択になります。SBI・V・S&P500は信託報酬が業界最低水準クラスで、長期積立では小さな差が大きな差になります。

つみたて投資枠の対象ファンドは金融庁が基準を定めているため、両社ともに低コストインデックスファンドを中心に揃えています。詳細は金融庁「つみたてNISA対象商品届出一覧」もご参照ください。

クレカ積立・ポイント還元の比較

NISAのつみたて投資枠は月10万円までクレカ積立に対応しており、長期で見るとポイント還元率の差は数十万円規模になります。両社のクレカ積立を比較しましょう。

項目 SBI証券
三井住友カード
auカブコム証券
au PAYカード
標準還元率(年会費無料カード) 0.5%(NL) 1.0%
上位カード還元率 最大3%(プラチナプリファード) 1.0%(au PAYゴールドでも変わらず)
月積立上限 10万円 10万円
付与ポイント Vポイント Pontaポイント
月5万円積立時の月間ポイント 250〜1,500ポイント 500ポイント

年会費無料カードで比較すると、auカブコム証券(1.0%)がSBI証券NL(0.5%)を上回ります。一方、SBI証券は三井住友カードプラチナプリファード(年会費33,000円)で最大3%還元と、上位カード保有者にとっては圧倒的な還元率です。

20年積立シミュレーション

毎月5万円を20年積み立てた場合の累計ポイント還元額(仮計算):

  • SBI証券(NL・0.5%):年3,000pt × 20年 = 約6万pt
  • auカブコム証券(au PAY・1.0%):年6,000pt × 20年 = 約12万pt
  • SBI証券(プラチナプリファード・3.0%):年18,000pt × 20年 = 約36万pt(年会費控除後でも純額20万pt超)

au PAYカード(年会費無料)でも1.0%が固定で得られるため、年会費を払いたくない人にとってauカブコム証券は魅力的な選択肢です。一方、年会費を払ってでも還元率を最大化したい人はSBI証券+プラチナプリファードが最強です。

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ポイントプログラム・経済圏の比較

SBI証券のポイント連携

SBI証券はVポイント・Pontaポイント・dポイント・JALマイル・PayPayポイントの5種類に対応しており、複数の経済圏ユーザーに刺さります。すでに貯めているポイントをそのまま投資に回せるのが強みです。

また「投信マイレージ」として投資信託の保有残高に応じて最大年率0.2%のポイントが付与され、長期保有者ほど恩恵が大きい仕組みです。

auカブコム証券のポイント連携

auカブコム証券はPontaポイント一本に集中しています。au・UQ mobileユーザー、au PAY・au PAYカードを利用している人、ローソン・ケンタッキー・ライフでPontaを貯めている人にとっては「投資・支払い・通信」がPontaで一本化される強みがあります。

auじぶん銀行と連携すれば普通預金金利が最大年0.31%に優遇されるなど、au経済圏内での連携メリットも見逃せません。

どちらの経済圏が合う?

三井住友カード・Vポイント・SBI新生銀行・住信SBIネット銀行を使っているならSBI証券、au・UQ mobile・auじぶん銀行・au PAY・Pontaを使っているならauカブコム証券、と普段使っている経済圏に合わせるのが最も合理的です。詳細は証券会社ポイントプログラム比較もご参照ください。

NISAの具体的な活用パターン

NISAには「つみたて投資枠(年120万円)」と「成長投資枠(年240万円)」の2種類があり、生涯投資枠は1,800万円です。SBI証券・auカブコム証券それぞれの強みを活かした使い方を紹介します。

パターン①:とにかくシンプルにオルカン・S&P500を積立したい人

つみたて投資枠でオルカンやS&P500を毎月積み立てるシンプル運用なら、年会費無料カードでの還元率がポイントです。三井住友カードを既に持っているならSBI証券、au PAYカードを使うならauカブコム証券が最適解です。

パターン②:プラチナカードで還元率を最大化したい人

三井住友カードプラチナプリファード(年会費33,000円)で最大3%還元を取るならSBI証券一択です。年36万円積立でも年間ポイントが大きく、年会費を上回ります。

パターン③:au経済圏でまとめたい人

au・UQ mobileユーザーで、auじぶん銀行・au PAYカード・Pontaを日常的に使っているならauカブコム証券がフィットします。auじぶん銀行の金利優遇や、Pontaポイントの一本化で家計管理がシンプルになります。

パターン④:成長投資枠でIPO・米国株もしたい人

成長投資枠でIPO投資や幅広い外国株投資もしたい場合はSBI証券が圧倒的に有利です。IPO取扱件数は業界最多、外国株は9カ国対応、米国株銘柄数も6,000超と充実しています。

参考:金融庁「新しいNISA」制度概要金融庁「NISA口座開設・利用状況調査」

実際のユーザー口コミ・評判

X(旧Twitter)でのリアルな声を紹介します(要旨を編集して掲載)。

「NISAをSBI証券で始めて半年。三井住友カードゴールドで月5万円積立、Vポイントが毎月貯まっていくのが地味に嬉しい。オルカン1本でほったらかしにしてるけど含み益も順調」

── Xユーザー(投資歴1年・30代会社員)

「au経済圏ユーザーなのでauカブコム一択だった。au PAYカードで1%還元・auじぶん銀行の金利優遇・Pontaが貯まる。NISAだけじゃなく日常生活ごと最適化できる感覚」

── Xユーザー(投資歴2年・40代主婦)

「50代でNISA始めるのにSBI証券にした。投資信託の本数が圧倒的だしIPOもできる。サポートチャットの対応も丁寧で初心者にやさしかった。後悔なく始められて良かった」

── Xユーザー(投資歴半年・50代会社員)

「auカブコム証券でNISA始めて1年。au PAYゴールドカード持ってるから1%還元だけど、SBIはプラチナプリファード3%で全然違うらしい。年会費考えるとどっちが得か微妙だけど、自分の場合はauで満足」

── Xユーザー(投資歴1年・30代エンジニア)

NISAで使うならどっちがおすすめ?

SBI証券がおすすめな人

  • 投資信託を最大限の選択肢から選びたい人(約2,600本・業界最多)
  • 三井住友カードを持っている/プラチナプリファードで最大3%還元を狙いたい人
  • Vポイント・dポイント・PayPayポイントなど複数経済圏を使い分けている人
  • NISA成長投資枠でIPO投資もしたい人(IPO件数No.1)
  • 米国株・外国株のラインナップを重視する人
  • 住信SBIネット銀行を使っている人(即時入金・自動スイープ)

auカブコム証券がおすすめな人

  • au・UQ mobileユーザーでKDDI経済圏に集中したい人
  • Pontaポイントを日常的に貯めている人(ローソン・KFC・ライフなど)
  • au PAYカード(年会費無料)でクレカ積立1.0%還元を確実に取りたい人
  • auじぶん銀行を使っている/金利優遇を受けたい人
  • 三菱UFJフィナンシャル・グループの安心感を重視する人
  • シンプルな運用で十分・選択肢が多すぎると迷う人

結論として、総合力・ファンド数・上位カードでの還元率最大化を狙うならSBI証券、au経済圏で生活が完結している人はauカブコム証券が最適です。どちらも口座開設・維持費は無料なので、特定口座は両方持って試してから本命のNISA口座を決めるのも一つの方法です。

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まとめ

SBI証券とauカブコム証券は、どちらもNISAでのインデックス投資・積立投資に十分対応した優秀なネット証券です。

  • 総合力・ファンド数で選ぶ→ SBI証券(約2,600本・口座数1,300万)
  • 年会費無料カードでの還元率で選ぶ→ auカブコム証券(au PAY・1.0%)
  • 上位カードで還元率を最大化するなら→ SBI証券(プラチナプリファード3%)
  • au経済圏ユーザー→ auカブコム証券(auじぶん銀行・Ponta連携)
  • IPO投資・外国株を幅広くやりたい人→ SBI証券(取扱国数・件数No.1)

「自分が普段使っているカード・銀行・ポイントは何か」を起点に選ぶと、無理なくNISAを継続できます。インデックス積立メインなら大きな差は出ませんが、長期20年で見ると還元率の差は数十万円規模になるため、慎重に選ぶ価値があります。

よくある質問

Q. SBI証券とauカブコム証券、NISAの非課税枠は同じですか?

はい、同じです。NISAの非課税枠は金融機関によらず、つみたて投資枠120万円・成長投資枠240万円(年間合計360万円・生涯1,800万円)と金融庁が一律に定めています。どちらの証券会社でも非課税の恩恵は同等です。

Q. SBI証券とauカブコム証券は両方口座開設できますか?

証券口座(特定口座)は両方開設できますが、NISA口座は1人1金融機関のみです。NISA口座は年1回(10〜12月の手続き)で翌年から別の金融機関に変更できますが、変更前の保有資産はそのまま残るため、慎重に選ぶ必要があります。

Q. クレカ積立の還元率はどちらが有利ですか?

年会費無料カードならauカブコム証券(au PAYカード・1.0%)がSBI証券NL(0.5%)を上回ります。一方、年会費33,000円の三井住友カードプラチナプリファードを使うとSBI証券で最大3%還元となり、年間積立額が大きい人ほどSBI証券+プラチナプリファードが有利です。

Q. eMAXIS Slimオルカン・S&P500はどちらでも買えますか?

はい、eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、SBI証券・auカブコム証券のどちらでもつみたて投資枠で購入可能です。人気の主要インデックスファンドは両社ともに取り扱っています。

Q. au・UQ mobileユーザーはauカブコム証券が必ず有利ですか?

au PAYカードでクレカ積立1.0%還元・auじぶん銀行の金利優遇・Ponta連携など、au経済圏で生活が完結している人にはメリットが多いです。ただし、ファンド数や上位カードの還元率上限はSBI証券が上のため、「より広い選択肢を持ちたい」「プラチナプリファードを使いたい」という場合はSBI証券も検討する価値があります。

Q. SBI・V・S&P500はauカブコム証券では買えませんか?

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドはSBIアセットマネジメントが運用するSBIグループ独自のファンドのため、auカブコム証券では取扱いがありません。同種のS&P500連動ファンドが欲しい場合は、auカブコム証券では「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」など他社のファンドを選ぶことになります。

Q. NISA口座をSBI証券からauカブコム証券(またはその逆)に変更できますか?

はい、NISA口座は年1回(毎年10〜12月の手続き)、翌年から別の金融機関に変更できます。ただし、変更前のNISA口座で購入した資産は変更後も元の金融機関で保有し続けることになり、移管はできません。複数金融機関のNISA資産を抱えたくない人は、最初に慎重に選びましょう。

免責事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の推奨や勧誘を目的とするものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。掲載情報は執筆時点のものであり、最新情報は各社公式サイトをご確認ください。

【出典・参考】金融庁 NISA特設サイト金融庁 NISA口座開設・利用状況調査金融庁 つみたてNISA対象商品届出一覧投資信託協会 統計国税庁 / SBI証券公式サイト / auカブコム証券公式サイト / 三井住友カード公式 / au PAYカード公式

執筆・監修:NISA比較ナビ編集部

本記事は、金融庁・国税庁・各社公式サイト等の一次情報をもとに、NISA比較ナビ編集部が中立的な立場で作成しています。特定の金融商品を推奨するものではありません。

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