新NISAで「売却したら非課税枠はどうなるの?」と疑問に思う方は多いです。新NISAでは売却した翌年に非課税枠が回復します。この記事では年間上限・生涯上限の仕組みと、枠の回復ルールを図解で解説します。
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新NISAの非課税枠の仕組みおさらい
| 項目 | 積立投資枠 | 成長投資枠 |
|---|---|---|
| 年間上限 | 120万円 | 240万円 |
| 合計年間上限 | 360万円 | |
| 生涯上限 | 1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円) | |
売却すると非課税枠はどうなる?
結論:翌年に「簿価(取得価格)分」の枠が回復します。
例えば、100万円で購入した投資信託が200万円に値上がりして売却した場合:
- 翌年に回復する枠:100万円(取得価格=簿価ベース)
- 利益の200万円分ではない点に注意
具体例で確認
| タイミング | 操作 | 生涯利用枠の状況 |
|---|---|---|
| 2026年 | 100万円投資 | 残り1,700万円 |
| 2027年(1月) | 売却(200万円で売却) | 残り1,700万円(翌年まで変わらず) |
| 2028年(1月) | 枠回復 | 残り1,800万円(100万円分回復) |
旧NISAとの違い
旧NISA(〜2023年)では売却しても枠は回復しませんでした。新NISAでこのルールが大幅に改善され、より柔軟な資産管理が可能になりました。
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年間投資枠は回復しない
注意点:年間投資上限(360万円)は売却しても当年内には回復しません。年間枠の回復は「翌年」からです。
- 当年中に年間360万円を使い切った後に売却→当年の枠は増えない
- 翌1月1日から、売却した簿価分が生涯枠に戻る
この仕組みを活用するシーン
- リバランス:資産配分を整えるために一部売却→翌年に別の商品で再投資
- 出口戦略:老後に少しずつ売却しながら翌年に再投資という繰り返しが可能
- ライフイベント:教育費・住宅購入など大きな出費の際に売却し、翌年から再スタート
よくある質問
Q. 売却した当年に枠は戻りますか?
いいえ。当年内の年間投資枠は回復しません。翌年1月1日から、売却した分の簿価(取得価格)ベースで生涯枠が回復します。
Q. 損をして売却した場合も枠は回復しますか?
はい。利益・損失に関わらず、取得価格(簿価)ベースで翌年に枠が回復します。
Q. 生涯1,800万円を使い切っても売却すれば再投資できますか?
はい。1,800万円の上限を使い切った後でも、売却した翌年には簿価分の枠が復活し、再投資できます。
執筆・監修:NISA比較ナビ編集部
本記事は、金融庁・国税庁・各社公式サイト等の一次情報をもとに、NISA比較ナビ編集部が中立的な立場で作成しています。特定の金融商品を推奨するものではありません。


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