NISAのリバランスとは?正しいやり方と注意点【2026年版】

投資の基本知識

長期投資を続けていると、当初設定したアセットアロケーション(資産配分)が崩れてきます。これを元に戻す作業を「リバランス」といいます。NISAでのリバランスの方法と注意点を解説します。

リバランスとは?

例えば「株式70%・債券30%」と決めていたポートフォリオが、株価上昇によって「株式85%・債券15%」になったとします。このズレを元の比率に戻す操作がリバランスです。

リバランスを怠ると、リスクが高まりすぎたり、逆にリターンを取り逃がしたりする可能性があります。

NISAでリバランスする方法

方法1:売却して買い直す(注意あり)

比率が高くなった資産を売却し、低くなった資産を買い増す方法です。ただしNISAで売却すると非課税枠は翌年まで回復しません。売却した分の枠は当年中には使えないため、慎重に判断が必要です。

方法2:積立先を変更して自然に調整(おすすめ)

売却せずに、新規の積立先を変更することでリバランスする方法です。非課税枠を無駄にしないため、初心者にはこちらをおすすめします。

  • 株式が増えすぎた → 当面の積立を債券系ファンドに変更
  • 国内株が多い → 積立を外国株ファンドに切り替え

方法3:特定口座・NISA外で調整する

特定口座(課税口座)の資産で調整することで、NISA口座の非課税枠を温存できます。

リバランスの頻度

  • 年1回が基本(1月や誕生月など決まった時期に確認)
  • ±5〜10%以上ズレたときにリバランスする「乖離率基準」も有効
  • 相場が大きく動いたとき(暴落・急騰)にも見直しのタイミング

NISAでリバランスする際の注意点

  • 売却すると非課税枠は翌年まで回復しない
  • 頻繁すぎるリバランスはコスト増・パフォーマンス低下につながる
  • バランスファンド(8資産均等型等)を選べば自動でリバランスされる

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まとめ

  • リバランスは年1回・乖離率±5〜10%を目安に実施
  • NISAで売却すると枠は翌年まで回復しないため、積立先変更での調整がおすすめ
  • バランスファンドを使えばリバランス不要で手間を省ける

Q. NISAでリバランスのために売却すると損ですか?

売却すると非課税枠が翌年まで回復しないため、せっかくの非課税枠を使い切れなくなるリスクがあります。売却よりも積立先の変更でリバランスするほうが非課税枠を有効活用できます。

Q. リバランスはどのくらいの頻度でやるべきですか?

年1回が目安です。毎月チェックすると感情的な判断につながりやすいため、決まった時期(年始・誕生月など)に確認する習慣をつけましょう。

執筆・監修:NISA比較ナビ編集部

本記事は、金融庁・国税庁・各社公式サイト等の一次情報をもとに、NISA比較ナビ編集部が中立的な立場で作成しています。特定の金融商品を推奨するものではありません。

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